【B Lab Interview】No.15 佐々木加絵さん
2023.9.14
様々な業界の第一線で活躍する「B Lab研究員」を紹介するシリーズ。今月は、B Lab 青ヶ島のオーガナイザーで登録者11万人を誇るYouTube「青ヶ島ちゃんねる」の運営者、コワーキングスペース運営、また東京宝島アオガミライプロジェクトリーダーの佐々木 加絵氏に話を伺いました。
Q. 自己紹介をお願いします!
15歳まで青ヶ島で育ち、 高校進学の為上京してからそのまま都内でデザインの仕事などをし ていました。2019年に青ヶ島に戻り、Youtubeをはじめ観光PRガイドを経て株式会社AOMIを 設立し、特産品や地域振興事業のブランディング・ プロモーションなどをしています。
特産品や地域振興事業のブランディング・プロモーション
アオガミライPROJECT〈青ヶ島の未来を繋ぐプロジェクト〉
2022年に青ヶ島初となるコワーキングスペース「NYAYA」 をOPENしました。
島の人口減少に歯止めをかけるべく、様々な働き方・ 生き方を実現させることを目標としています。
Q. 青ヶ島はどんな島ですか?
青ヶ島は東京から358㎞、伊豆諸島最南端に位置します。活火山の噴火により一度は無人島になった島ですが、青ヶ島に帰りたい一心で50年もの月日をかけ島に還り住んだ「還住」の歴史があり、その魂を受け継ぎ力強く生きる人々が居ます。
東京都にありながら、日本一人口の少ない自治体です。
絶海の孤島との呼び名もあるほど、大自然の中にあり、断崖絶壁の島唯一の港は厳しい荒波にさらされ何日も連絡船が途絶えることもあります。
人口158人の村で生活を回し、それぞれが一人何役もこなしたり、助け合ったり。地形のみならず「ひと」が面白い島です。
人が少ないからこそ色々なことにチャレンジできるのも魅力です。
Q. B Lab青ヶ島の活動を始める上で、最後に一言コメントをお願いします!
青ヶ島は現在農業や漁業もありますが天候に左右されやすい為、 兼業で色々なことをやりたい人、リモートで仕事をしつつ島ならではの新しい取り組みを始めるなど 色々な方が来ています。
青ヶ島だからこそできること、 面白い未来を一緒に考えてゆければと思います。
B Lab青ヶ島は佐々木さんをオーガナイザーに、コワーキングスペース「NYAYA」を拠点とし、DAOヶ島プロジェクトを推進するJPYC株式会社などと連携し、青ヶ島でイノベーション促進や新しい価値の創造など、未来の可能性を広げる場として様々な挑戦に取り組んでいきます。青ヶ島×DAOなどについて言及したJPYC代表の岡部氏の「Fintech企業の代表は何故青ヶ島に移住を決めたのか?」も併せてご覧ください!
2023.9.14