B Lab種子島 拠点便り♪
2026.6.12
BLab種子島では、持続可能な地域づくりと次世代エネルギー創出を目指し、ポンガミア(和名:クロヨナ)の生育実証実験を開始しました。今回、沖縄から種子島へ50鉢を空輸し、生息北限地での栽培可能性を検証しています(学術的に確認されている最北限は奄美大島)。


ポンガミアは、種子から搾油できる油にケロシン(航空燃料)成分が含まれ、持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)の原料として世界的に注目されている植物です。また、やせ地や耕作放棄地でも生育が期待されることから、地域課題の解決と脱炭素社会の実現の両面で大きな可能性を秘めています。


沖縄では東京農工大学による優良種の栽培実験も進められており、種子島での生育が確認された場合には、島内の耕作放棄地・荒廃農地約600haへの植樹を視野に入れています。これにより、地域振興と「耕作放棄地ゼロ」の実現を目指していきます。
また、本プロジェクトには種子島高校も参画しており、地域と教育機関が連携しながら取り組みを進めています。実証実験の開始にあわせて、「ポンガミアが地域にもたらす貢献」をテーマとした講演会を開催しました。当日は、国立研究開発法人薬用植物資源研究センター長、農業委員会委員長、市議会議員、町議会議員をはじめ、市民や関係者など約40名が参加し、ポンガミアがもたらす地域の未来について理解を深めました。


なお、iUからは4年生の古賀さんがB Lab種子島研究員として参加し、地域に根差した実践的な研究活動に取り組んでいます。
2026.6.12